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キャラ名 HP 攻撃 防御 知力 射程 速度 特技 パワーゲージ スペルカード ★八雲藍 650 70 75 80 4 4 治癒 鉄壁 レーザー 5 式輝「プリンセス天狐 -Illusion-」 スペル効果 範囲内の味方パーティ全てが、瞬時に本陣へ帰還する。さらに、HPが回復する。 スペル詳細 100+知力*0.5回復 九尾を持つ狐であり、八雲紫の式。 霊力が強く、さらに橙という式を持つ。紫の代理として立ちまわることが多く、その姿は幻想郷のあちこちで目撃されている。 編集Ver:1.2.6 考察 4射程4速を持ちながら堅実なスペックで治癒、鉄壁持ちと安定感に満ち溢れている。 スペルカードは範囲内の味方の即帰還と回復。更に安定推しである。 勝ち目のないスペルカードを使われた時など緊急回避に便利で、パワーゲージに余裕があればこのスペルで帰ることを前提にいつもより長く居座れる。 しかし範囲は割と狭い。2部隊くらいならすぐなのだが、全部隊集めて入れようと思うと結構かたまることになる。 また回復量は決して高くなく200も回復しないのでほとんどおまけレベルに考えたほうが良い。 一見隙のない一枚に見えるが、25コストという主に据えるスペルを持ってきたい気持ちも考慮するとこれだけではどうしようもなく、器用貧乏感が否めない、そんな一枚である。
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[部分編集] 幻想郷のMQ(迷宮)コンテンツ一覧 幻想郷のMQ(迷宮)TOP キャラ固有スキル スキルブック サポート 装備品 合成 魔物図鑑 接頭語図鑑 強敵攻略 ミニイベント FAQ・小ネタ 東方のツクール・ウディタ作品スレ104の433氏の情報を元に記載。 http //jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/computer/41116/1411042155/433 サポート 職業別に記載 ver1.15時点 君主 戦士 魔法使い 医術師 吟遊詩人 防衛者 冒険者 呪術師 君主 キャラクター名 プラス効果 マイナス効果 博麗 霊夢 回避+10% 魔法回避+10% 獲得金+25% レミリア 攻撃速度補正+50 刺突強化+10% 呪詛耐性+10% 古明地 さとり 命中+20% 霊力+25% 四季映姫 命中+100% 破魔・呪詛耐性+25% 回避-100% 豊聡耳 神子 回避+10% 魔法回避+10% 少名 針妙丸 攻撃+10% 魔法+10% 敏捷+10% 体力-15% ▲ページ上部へジャンプ 戦士 キャラクター名 プラス効果 マイナス効果 十六夜 咲夜 敏捷+10% 薬知識+50% 刺突強化+10% フランドール 斬撃強化+10% 炎熱強化+10% 炎熱耐性+20% 体力-15% 魂魄 妖夢 攻撃+10% 斬撃+10% 上白沢 慧音 体力+10% 封印耐性+50% 伊吹 萃香 攻撃+10% 回避+10% 打撃強化+10% 炎熱耐性+10% 風見 幽香 攻撃+10% 斬撃・刺突・打撃強化+10% 回避-10% 攻撃速度補正-50 犬走 椛 防御+5% 斬撃強化+15% 比那名居 天子 体力+10% 斬撃・刺突・打撃耐性+10% 敏捷-20% 星熊 勇儀 体力+15% 反撃+5% 打撃強化+10% 八坂 神奈子 体力+15% 打撃強化+15% 転倒耐性+50% 今泉 影狼 攻撃+10% 敏捷+10% 斬撃・打撃強化+10% 霊力-25% 綿月 依姫 斬撃~万能強化+20% 上海人形 サポート不可 サポート不可 ▲ページ上部へジャンプ 魔法使い 蘇我 屠自古の即死反転・回復反転は機能していない(ver1.05) キャラクター名 プラス効果 マイナス効果 霧雨 魔理沙 霊力+10% 敏捷+5% 万能強化+15% パチュリー 霊力+5% 魔法+5% 炎熱・冷気・雷撃強化+10% 敏捷-10% 八雲 藍 攻撃+15% 魔法+15% 混乱耐性+50% 敏捷-20% 蓬莱山 輝夜 体力再生+2% 炎熱・冷気強化+10% 敏捷-20% 秋 穣子 体力+15% 永江 衣玖 回避+15% 電撃強化+15% 電撃耐性+10% 火焔猫 燐 敏捷+10% 炎熱・呪詛強化+10% 炎熱耐性+10% 体力-10% 霊烏路 空 魔法+10% 炎熱強化+15% 炎熱耐性+10% 体力-20% 聖 白蓮 体力+15% 霊力+15% 炎熱強化+10% 運-25% 大妖精 体力+10% 炎熱強化+10% 蘇我 屠自古 電撃強化+10% 即死反転 回復反転 物部 布都 炎熱強化+15% 霊力-10% リリーホワイト 炎熱強化+10% 炎熱耐性+35% 堀川 雷鼓 電撃強化+25% 防御-10% 魔防-10% 魅魔 炎熱・冷気・雷撃強化+20% 綿月 豊姫 敏捷性+100% 最大体力-25% ▲ページ上部へジャンプ 医術師 キャラクター名 プラス効果 マイナス効果 アリス 体力+5% 霊力+10% 防御+5% 炎熱・冷気・雷撃耐性+10% レティ 体力+10% 冷気強化+10% 冷気耐性+15% 敏捷-15% 八意 永琳 全状態異常耐性+25% 治癒強化+20% 体力-15% 秋 静葉 体力+10% 攻撃+10% 東風谷 早苗 霊力+10% 破魔強化+20% 呪詛・破魔耐性+20% 古明地 こいし 霊力+10% 命中+15% 暗闇・封印耐性+40% 雲居 一輪 体力+10% 防御+5% 打撃強化+5% 斬撃・刺突・打撃耐性+5% 霍 青娥 体力再生+1% 霊力再生+1% 体力-10% スターサファイア 転倒付与+25% 治癒強化+10% わかさぎ姫 霊力+10% 冷気強化+15% 神綺 体力+25% 霊力+25% ▲ページ上部へジャンプ 吟遊詩人 キャラクター名 プラス効果 マイナス効果 ミスティア 敏捷+10% 暗闇耐性+50% 幽谷 響子 体力+10% 万能強化+10% 万能耐性+15% 魔法-10% ルナチャイルド 封印付与+50% 万能強化+10% ルナサ 気力減少-3% 被魔法ダメージ-20% メルラン 気力再生+3% 気力充填率+50% リリカ 暗闇・封印・混乱・麻痺耐性+50% 九十九 弁々 防御+10% 魔防+10% 攻撃-5% 魔法-5% 九十九 八橋 攻撃+10% 魔法+10% 防御-5% 魔防-5% 稗田 阿求 サポート不可 サポート不可 ▲ページ上部へジャンプ 防衛者 キャラクター名 プラス効果 マイナス効果 ルーミア 体力+10% 呪詛耐性+20% 紅 美鈴 体力+25% 打撃強化+10% 霊力-25% 睡眠耐性-1000% 八雲 紫 全属性耐性+20% 敏捷-25% 藤原 妹紅 体力+10% 攻撃+10% 炎熱耐性+15% 冷気耐性-15% 小野塚 小町 攻撃+10% 斬撃強化+10% 冷気・呪詛耐性+10% 睡眠耐性-1000% キスメ 防御+15% 斬撃・刺突・打撃耐性+10% 魔防-10% 炎熱・冷気・電撃耐性-20% 寅丸 星 攻撃+10% 刺突強化+10% 獲得金+100% 運-15% 宮古 芳香 体力+25% 防御-10% 魔防-10% 秦 こころ 混乱無効 睡眠無効 転倒無効 ▲ページ上部へジャンプ 冒険者 キャラクター名 プラス効果 マイナス効果 チルノ 攻撃+9% 敏捷+9% 冷気強化+9% 冷気耐性+9% 橙 敏捷+30% 体力-15% リグル 攻撃+5% 毒耐性+50% 打撃・炎熱強化+5% 優曇華 命中+25% 混乱耐性+50% 刺突強化+10% 運-20% 射命丸 文 敏捷+20% 回避+20% 体力-20% 河城 にとり 命中+15% 刺突・冷気強化+10% 刺突・冷気耐性+10% 体力-25% 黒谷 ヤマメ 運+20% 毒耐性+50% ナズーリン 運+20% 命中+25% 体力-10% 村紗 水蜜 体力+5% 攻撃+5% 打撃強化+10% 冷気耐性+15% 封獣 ぬえ 毒付与+4% 暗闇付与+4% 睡眠付与+4% 体力-20% サニーミルク 暗闇付与+50% 炎熱強化+10% 赤 蛮奇 回避+20% 刺突強化+10% 刺突耐性-25% 岡崎 夢美 斬撃・刺突・打撃強化+20% ▲ページ上部へジャンプ 呪術師 キャラクター名 プラス効果 マイナス効果 西行寺 幽々子 体力+10% 呪詛強化+15% 呪詛耐性+20% 敏捷-20% 因幡 てゐ 運+25% 会心+10% メディスン 毒耐性+75% 毒付与+10% 体力-25% 鍵山 雛 霊力+10% 運+10% 呪詛強化+20% 呪詛耐性+10% 水橋パルスィ 魔法+10% 呪詛強化+15% 呪詛耐性+20% 運-25% 小悪魔 呪詛強化+10% 転倒耐性+50% 洩矢 諏訪子 霊力+10% 呪詛強化+25% 満身創痍耐性+50% 二ツ岩 マミゾウ 霊力+10% 回避+20% 体力-10% 鬼人 正邪 満身創痍耐性+100% 多々良 小傘 体力+10% 転倒耐性+50% 転倒付与+10% ▲ページ上部へジャンプ TOPページへ戻る
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連作用特設ページ集 ここでは、問題の設定がつながっている作品群を掲載します。 大作ページからの移転、もしくはこれまで連作としてまとめられていなかった問題集を編集してください。 また、これから連作を出題しようという方もここに随時まとめていくと、出題の経過が分かりやすく便利です。 アンケート番号R1a(紅魔亀)、R1b(永夜亀)、R1c(妖々亀)、R1d(妖々亀Ph?)、R1e(東方人狼祭) 【紅魔亀】シリーズ 各ボスとの対戦形式の20の扉・ウミガメのスープシリーズです。 便宜上「紅魔」としていますが、実際には【永夜亀】、【妖々亀】、【妖々亀Ph?】もあります。 また、同出題者の東方人狼祭もここで扱います。 アンケート番号R2(1~10問目)、(11~20問目)、(21~30問目) 【ムシシス】シリーズ ミスティアの呼びかけで結成されたバンド、ムシトリ少女 with 騒霊シスターズ (略してムシシス) が、新メンバーの勧誘に奮闘する問題です。 アンケート番号R3(1~10問目)、(11~20問目)、(21~30問目) 賽銭箱探しの旅 博麗神社の賽銭箱が無くなった理由を探る行程で色々な人妖がウミガメ問題を仕掛けてきます。 アンケート番号R4 幻想郷マラソン大会 某月某日。幻想郷で行われた、幻想郷住人全員参加の大規模なマラソン大会に関する問題です。 アンケート番号R5 魔女たちの舞踏会 魔女っ娘3人が新魔法を試すとか言ってますよ霊夢さん。 アンケート番号R6 【お燐のおつかいシリーズ】 地霊殿勢にも心境の変化があったということでしょう。 アンケート番号R7 浸水異変 げんそうきょうが みずびたしで いつになく マジなふんいき。 かつてないピンチを のりこえろ! アンケート番号R8 八雲紫の暇つぶし 暇をもてあました紫が暇つぶしを探して幻想郷中を周ります。 アンケート番号R9 幻想郷事件簿 説明文募集中。 アンケート番号R10 家出少女と家無し少女 説明文募集中。
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キャラ名 HP 攻撃 防御 知力 射程 速度 特技 パワーゲージ スペルカード ★博麗霊夢 650 80 80 80 4 3 カリスマ 術式 5 博麗大結界 スペル効果 一定時間、博麗霊夢が生存している限り、自軍拠点の防御力が大幅に上昇する。 スペル詳細 拠点の防御力:2倍 効果時間:4+知力*0.07c 誰にでも優しく、そして厳しい博麗の巫女。 異変の解決を生業と公言しており、今日も異変解決、幻想郷の平和を口実にして妖怪退治に精をだしているようだ。 編集Ver:1.2.6 考察 ハイスペックを当然のように腰につけて来た主人公。 修正に次ぐ修正で随分とおとなしくなった・ω・の彼女だがその強さは未だ健在といった所である。 25コストなのでお手軽に入れられるわけではないが、使いやすいスペルカードも相まって採用価値は高い。 そのスペルは何かというと彼女のいる部隊が生存している限りすべての自拠点の防御が大幅に上がるというもの。 以前と比べるとカット率や効果時間、生存していなければならないなど大幅に弱体化をされているが…まだまだ現役である。 直接勝敗に関わる所に影響する非常に強力なスペルであり、殴り合いに持ち込みこれを使うだけでダメージレースで優位に立てる。 ただし効果時間はあまり長くなく、知力依存も低いので過信して守らない癖がつかないように気をつけよう。
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神浄の恋せぬ幻想郷(前編) ◆00PP7oNMRY ……まるで、眠っているようだった。 まだあどけなさの残る、柔らかな顔。 柔らかく、綺麗に肩口で整った茶色の髪。 見慣れたクリーム色のベストの一部だけ赤く染めて。 普段は吊り上がっている瞳は閉じられ、その色を伺う事は出来ない。 その顔には苦痛の色は無く、ただ、僅かに満足げな笑みが残るのみ。 僅かに陽光の差し込むソファに横たわり、胸の上で手を組む少女。 それは、まさしく御伽噺に出てくる眠り姫だった。 毒の林檎を食み、おうじさまのキスで目を覚ます時を待ち続けるおひめさま。 ただ、少女が食した銃弾という毒の眠りは、もう二度と目を覚ます事など無いもの。 おうじさまのキスを待つ長き時すらも無く、枯れ、朽ち果てていく眠り。 そんな眠り姫を前に、おうじさまは、 「御……坂…………」 上条当麻にとってのヒロイン、では無いおひめさまを目にしたおうじさまは、どうすればいいのだろう。 『御坂美琴は、お前にとってのヒロインだったのか?』 そう言った少女。 長い緑の髪に拘束衣という特徴的な女性、C.C.は今は沈痛な面持ちで当麻たちを見つめている。 悔恨と無念さをその表情に浮かべながらも、それでも眼差しだけは落とさぬように、懸命に。 これは、C.C.が見なければいけないものだから。 そして、その場にいる最後の人物、 黒く長い髪に制服の少女、戦場ヶ原ひたぎは普段と変わらぬ表情のまま。 ただ、それでも口を開けば聞くものの心を抉る言葉を、今は発する事は無い。 ここは、彼らの領域なのだから。 脇役と観客が演目を妨げないように無言を貫く中、主人公は舞台に上る。 どのような演目が行われるのであれ、この場での主人公は間違いなく彼、上条当麻なのだから。 主役が舞台に上らねば舞台は始まらず、さりとて一度上ってしまえば舞台を止める事も許されない。 ――かくして、ここに上条当麻の物語の幕が上がる。 会えば噛み付いてくる少女だった。 お嬢様学校の生徒らしい整った顔立ちと。 そんな幻想を粉々に打ち砕いてくれる言動で。 「………………」 どんな関係なのかと言われたら、腐れ縁というのが一番正しいのか。 友達と呼ぶには吹き飛び過ぎているし、恋人などでは断じて無い。 正直言えば、知り合いであることで、プラスよりもマイナスの方が多いような少女 それでも、口では何と言おうと、好きか嫌いかで言うならば、躊躇無く好きの部類に属する相手。 そんな御坂美琴が、死んだ。 おそらくは最期の最期まで、御坂美琴として。 その亡骸を見て、上条当麻は何と言えばいいのか。 「わかんねぇ……」 上条当麻には、ある時点より前の記憶が存在しない。 かつて、上条当麻の、上条当麻にとってのヒロイン、インデックスに刻まれた幻想の枷を打ち破った際に、脳に受けた損傷は、彼から全てを奪い去った。 そのことを知るものは、上条当麻であった少年の他には、彼を治療した医者のみ。 それを伝えてしまえば、それがインデックスを縛る新たな枷となってしまうから。 だから、彼は上条当麻として、彼以外の皆が知る上条当麻として生きていく事にした。 幸い、と言うべきか肉体的には大きな後遺症は残らず、日常生活を送る上での不自由は無い。 記憶が残らなくても、身体に刻み込まれた立ち振る舞いは、自然と上条当麻らしさを演出する。 だから、誰も上条当麻が記憶を失っているなどとは思っていない。 「わかんねぇんだよ畜生がっ!!」 彼は確かに上条当麻である。 両親も級友も、インデックスも御坂美琴も、彼を上条当麻として接してくる。 だが、彼はそれに真に応える術を持ち合わせていない。 どう応えればよいのか、わからないから。 無論、記憶喪失の事実を唯一知る医者の助けにより、記録は残されている。 上条当麻。 無能力者(レベル0) 学園都市の第7学区の学生寮に住む高校1年生。 成績は赤点を取ってしまうほど悪く、大小問わず様々なトラブルに巻き込まれる不幸体質。 幻想殺しという超能力を持つが、それはあらゆる超能力を打ち消すだけで、学園都市のあらゆる測定器でも観測できない代物。 これまでの生い立ち、交友関係、血縁、住所、年齢、口癖etc…… 上条当麻として生きるには充分なその情報も、いや、その情報があるからこそ、彼は真に上条当麻にはなり得ない。 知ることの出来ない過去の関係と、それ故に得る事の出来ない未来の可能性が、共に奪われているから。 インデックスに抱いた感情は何なのか、上条当麻にとってインデックスとは何なのか。 御坂美琴とはどこで知りあったのか、上条当麻にとって御坂美琴とは何なのか。 知ることも出来ず、得る事も出来ない。 「ああ、そうだ、俺にはわからねぇ。 俺にとって御坂がどんな相手だったのかもわからねぇ」 その言葉に、C.C.とひたぎが僅かに眉をひそめる。 優柔不断な男とでも思っているのか。 「でもよ! それでも!」 だが、御坂美琴を、御坂美琴のみを見ている上条当麻には、それは目に入らない。 最も、目に入っていたとしても気にならなかっただろう。 気にしている、余裕すら無かっただろう。 何故なら……彼は、上条当麻は…………悲しかったのだ。 他の事を気にしていられないほどに、悲しかった。 悲しくて、そして悔しかった。 悲しくて、悔しくて、苦しくて、……許せなかった。 覚えた記録では到底説明しきれない感情のうねりが、彼に襲い掛かっていた。 ああ、そうだ、悲しいのだ。 「ヒロインだとかそんな事関係無しに、俺は!!」 たとえ出会いすら知らず、幾度声を交わしたのかすら判らないとしても。 御坂美琴が死んだ事が、悲しい。 その事実は、変わることが無い。 「御坂が死んだことが」 彼は、悲しい。 上条当麻は、悲しい。 どんな風に出会ったか知らなくても、それでも御坂と過ごした記憶がある。 脳に記憶が無くとも、身体に刻まれた記憶は残る。 共に過ごした、日々が、出来事が。 存在しない記憶の中で培われていたであろう、思いが。 彼に、上条当麻に、涙を流させるのだ。 「もう、コイツに電撃を食らわない事が」 お嬢様らしからぬ彼女。 いきなり喧嘩腰だった少女。 不良達に絡まれている所を助けに入った筈なのに何故か自分が襲われた彼女が。 助けに入るべきなのは囲んでる不良たちのほうであるに違いない危険な少女が。 そんな彼女が、そんな少女が、 もう、いない事が……悲しい 「こいつに振り回されて、コイツをビリビリって呼べない事が」 もう、声を掛けてくる事は無い。 会っていきなり電撃を放って来ることも、 そのせいで電気が止まって冷蔵庫の中身が腐ることも、 自販機に回し蹴りをいれて二人で警備ロボに追い回されることも、 何も、起こらない。 「どうしようも無いくらいに!」 後輩に付きまとわれてへいえきしている様も。 御坂妹の時に悔し涙を流していたことも。 妹達を救う為に自らの命を捨てようとしていたことも。 妹達を助けに行くと告げた時に、当麻の身を案じて放った本気の怒りも。 「……どうしていいのかが、わかんねぇんだよっ!」 その全てが上条当麻に涙を流させる。 その全ての想いが、上条当麻の心を刻む。 確かに、上条当麻にとって御坂美琴は世界で一番のおひめさまなどではない。 けれど、それでも、救いたかった。 共に、居たかった。 『上条当麻』という存在にとって、御坂美琴の死はとても、とても、悲しかった。 ◇ 「上条くんはやはり厳しいのね」 「そうか? むしろ優しいと思うがな」 日を遮るもののない玄関の前。 C.C.と戦場ヶ原ひたぎは正反対の方向を向いて会話していた。 「涙を流せる人間だから? 嘆き悲しむ事のできる人間だから? だったらそれは優しさではないわ。 その程度の事は象にだって出来るもの。 仲間の死を悲しんで弔うのは、本能的な悲しさからのものでしか無いの。 上条くんは確かに御坂さんの死を悲しんでいる。 でも彼はそこで御坂さんの生を勝手に決め付けている。 御坂さんが最期まで、上条くんの知っている御坂さんだったってあなたに聞いて、それを当然と受け止めているのよ」 「……それが当然だろう? 上条当麻にとって御坂美琴はそういう相手だった。 だから、その当たり前の事に涙を流しているのだろう」 顔だけでなく、身体全てが反対に向いている少女二人。 それでも、何故かその背中だけは二人、綺麗にくっけている。 猫背気味に片膝を抱えたC.C.と、綺麗に足を揃えて座る戦場ヶ原ひたぎ。 オレンジ色の丸い機械ろ抱いているC.C.と、種類の違う猫を三匹抱えている戦場ヶ原ひたぎ。 どこの国のものかも判らぬ緑の髪と乱れた拘束服のC.C.と、日本人らしい黒髪に整った制服の戦場ヶ原ひたぎ。 あらゆる意味で対照的な少女二人が、そこだけは共通する長い髪をはさみながら、お互いの背をくっつけて座っている。 まるで、この門を通りたくば私達を口で言い負かしてからにしなさい、と言わんばかりの陣形で。 「あなたもそう考えるのは強さからかしら、考えの足りなさからかしら。 そして私はあなたが好きでは無いの、もちろんあなたもそう思っているのよね、だから教えてあげない。 そう言いたいところだけどあなたの無知さに免じて特別に教えてあげる。 わたしに可能な限り感謝なさい。 じゃあ話すわよ、さん、に、いち。 上条くんはね、強さを要求してるの。 自分にも他人にもね。 確かに御坂さんは上条くんの知るままの御坂さんだったとあなたに聞いたわ。 でも聞かなくても同じように思ったでしょうね。 御坂さんは、御坂さんとして生きて当然、彼女が殺し合いに乗る事なんて考えもしないでしょうね。 例えば御坂さんにやんごとなき事情があって殺し合いに乗らざるを得なかったとしても、そんな事情は無視するでしょうね。 いえ、勿論その事を聞いて悩んで考えるわね。 でも上条くんの答えは最初から決まっているの。 自分が手を貸すから、お前も戦えというわね。 そして、相手がその手を取るのが当然だと思うの。 わかる? 上条くんは全ての人に厳しいの、強さを要求するの、弱さの改善を要求するの。 そしてそれが当たり前の事だと思っているの」 上条くん、御坂さん、と来てあなたと一人だけ名前で呼ばれない事に苦笑しながらも、C.C.は考える。 なるほど、上条当麻という少年とは出会ったばかりだが、戦場ヶ原がそう言うなら確かに正しいのだろう。 あらゆる意味で会わない相手だが、それでも、いやだからこそその賢明さは信じられる。 「ああ、なるほど。 それは確かにお前の言うとおりだろうな」 「あら、わかる? わかるのね。 ならとりあえず感謝しなさい。 そして私とあなたの声優が被っていなかった事に感謝しなさい。 キャラの被る千和ボイスは二人も要らないから貴女消されてたわよ。 そのゆかなボイスに命を救われたわね」 「何を言っているのだ何を。 ……まあ、良く判らない部分は置いておくにしても、私はそれでもあいつは優しいのだと思うがな」 「そう、どうしてかしら」 お前、あいつと人の名をまともに呼ぶ気が無いのかしらと戦場ヶ原ひたぎは思考する。 まあネコ撫で声でひたぎさん、とか戦場ヶ原お姉さま、とか呼ばれるのは想像したくない。 様ならいいのだけど。 そんな相手だから、適当な事は言わないだろう。 その意見がおそらく理解できてしまう事が気に食わないが。 「私は、弱いからな」 「あら、魔女でなくて? 魔女は人を誑かすものなのよね」 「ああ、魔女は人を誑かす、力で、身体で。 でも、それは弱いからだ」 「…………」 「弱いから、耐え切れないから、人を誘うのさ。 一人ではとても居られないから、孤独に耐え切れないから。 だから、人を誘い、誑かし、そして魔女の烙印を押されるのさ」 「ああ、その格好は男を誘う為のものだと。 なるほど何て汚らわしい。 脳の15割くらいが性欲で出来ている発情期の雄の獣欲を煽って手を出させやすい格好。 それでいて一度拘束されれば悪いのは相手と言うことになる。 そして自分は被害者のまま美味しく頂くという訳ね。 女に襲われて妊娠させてしまったとしても養育費は男が出さないといけない日本の法律を逆手に取った巧妙な罠ね悔しいでもビクンビクン」 「だから何の話をしているのだお前は。 大体こんなおかしな格好した女に手を出すようなヤツがいるか。 「あら、貴女は思考と本能が下半身と直結している男子を舐めてるわね。 特に上条くんみたいな童貞に頭の中でどんな事されているか想像してごらんなさいな」 「あいにくとやつらにそんな根性は無いぞ。 私の良く知る童貞ボーヤなど寝台に下着だけでいても慌てて目を逸らすだけだ。 ……と、話が逸れたが、私は弱いから、信じたいんだ。 でも、全ては信じきれない。 いつかは捨てられるかと、裏切られるかと、最初に疑いから入るのさ。 あいつは確かにお前の言うとおり厳しいのだろうな。 けど、同時に優しいのだろう。 最初から最期まで他人を信じられる強さという優しさを持っていると思うぞ」 「それが厳しいのだと私は言っています。 まあ私とあなたなのだから意見の一致が訪れると考える方が間違いね」 「ああ、そうなのだろうな…………と、帰ったのかアーチャー」 告げるC.C.と振り向く戦場ヶ原ひたぎ。 その先、数十メートル先から彼女達の位置に向かい歩く赤い服の男、サーヴァント・アーチャー。 「……来客か」 アーチャは義務的に告げたものの、彼女と、そしてもう一人がこの場を訪れた事は既に把握済みだ。 鷹の目を持つアーチャーにとって、遠距離からの索敵は容易い。 家の中に居る男が一人、状況と特徴から考えれば、おそらくは上条当麻ということになるだろう。 C.C.と共にいる少女の正体は不明。 女三人寄ればかしましいと言うが、二人でも充分煩い二人。 それを遠くから眺めながら危険性を探っていたのだが、見える範囲での危険は無さそうではある。 そうして、敵意の無いことを告げると共に、こちらの事を知るC.C.に見えるようにわざわざ歩いてきたのだ。 「赤いマントを着ながら白昼堂々と道を歩いてくるとはその根性に私もビックリ。 私も一部赤いけど制服だから問題ないとして、問題はこの場の変人人口が二人に増えたということ。 多数派を奪われてしまった以上私は多数決により同じくらい変な格好をしなければいけないのかしら、死ぬわ。 ところでそこの変人レッド、貴方のお名前は? 私? 私は戦場ヶ原ひたぎ。 見ての通りこの誘ってる女とは相性が悪いわよ」 「……アーチャーだ。 中にいるのは上条当麻か?」 ひたぎの言葉に一言だけ返して、C.C.に問う。 ひたぎという少女がどのような相手かという問いを言外に込めながら。 「ああ、本人に間違いない。 少し前に此処を訪れた。 ……出来れば挨拶はもう少し待ってやってくれ」 「……承知した」 目を閉じ、瞑目するように答えるアーチャー。 そうして、少し離れた場所でC.C.とひたぎの真ん中の位置、玄関の正面の方向を向く。 「はじめましての挨拶も無しとは礼儀のなっていない人ね。 そう思ったけど良く考えたらこの島では私含めてそんなもの聞いた事は無かったわね」 「ああ、すまないな。 私はアーチャー。 無論本名ではないがこの場ではその名で呼ばれるのが正しいからそれで覚えてくれ。 周辺の偵察を行ってきたが、少なくとも今このエリア内には我々以外の人間は居ないようだ。 近くのエリアで概ね危険ではない他者と接触はしたが、それほど情報は得られなかったな」 「ああ、そうか」 長く答えないのは賢いからか圧倒されているからか、今のところは両方にあたりをつけるひたぎ。 口ではどれだけやっても女性には敵わない事を理解している故に黙るアーチャー。 からかう相手が居るわけでもないので自分から話す事も無いC.C. 情報の交換などは上条当麻を交えて行うべき事であるから、三者とも会話を行わない。 ただ、沈黙が辺りを支配するのみ。 最も、その沈黙は思ったほどは長くは続かなかった。 「その、ありがとうな……って誰だ?」 玄関のドアを開き、上条当麻が姿を現したからだ。 感謝を述べる言葉は疑問によって中断されたが、それでも気を使われた事を理解しながら。 「彼の名はアーチャー、無論この呼び名も通称、本名は全くを持って不明、さんよ上条くん。 長いからブラック☆ロリコンと呼んでくれとのことよ」 「……アーチャーだ。 上条当麻、だな?」 「ああ、そうだ」 「単刀直入に聞くが、御坂美琴を殺した相手をどうしたい?」 「なっ!?」 ひたぎを無視してアーチャーは述べる。 その言葉が、彼の怒りを生み出すであろう事を想定して。 それは、聞いておかなくてはならない事だから。 上条当麻。 聞いた話を総合するなら、恐らくは衛宮士郎に近しい性質を持つ少年。 不快なことだが、その性格ならばこの状況においては信用出来る相手ではあるだろう。 だが、信用と信頼はまるで違う。 その性格は信用できるものであったとして、果たしてそれは同行者として信頼出来る相手なのか? 衛宮士郎はこの点は完全に失格である。 お人好し過ぎる上に、他者を助ける為に自分を捨てる性質。 それは、自分のみならず同行者の命すらも危険にさらすもの。 流石にそこまで破綻した人間というのは少ないだろうが、それでも何らかの要素が加われば危険にもなる。 復讐に身を焦がし、自分を含む全てを燃やし尽くすような人間であるのなら。 それは、とても信頼など出来る相手ではないのだから。 「どこにいるか、知っているってのか?」 「いや、私が向かった方角では補足出来なかった。 だが、それでも大まかな方向は推測出来るし、顔も知っている」 「アンタは、そいつと戦ったって事か?」 「ああ、その通りだ。 そして御坂美琴の死は私の油断が無ければどうにかなっていたかもしれないな 「お、おいアーチャー」 アーチャーの言葉にC.C.が何事かを述べようとするが、それは当麻の耳には入らない。 一瞬、激情からアーチャーにつかみかかりそうになる。 だが、懸命に堪える。 それは、八つ当たりでしか無いのだから。 そしてそれよりも、重要な事がある。 すなわち殺した相手をどうしたいか。 「許せねぇよ。 可能なら、ぶん殴ってやる」 「ふむ、殴るだけ、か?」 「ああ、それだけだ。 戦場ヶ原にも同じ事を聞かれたよ、けどよ、そんな復讐なんてしてやるものかよ。 御坂が死んだ事は確かに悲しい。 でも、それは俺が復讐していい事にはならねぇ。 出会ったらぶん殴るし土下座させて侘びを入れさせてやる。 でもそんな復讐なんて方向には逃げねぇ。 俺にはどうしてもやらなくちゃいけない事がある。 だから、俺は復讐はしないしそれを目的にする事もしねぇ!」 言い切る。 かつて戦場ヶ原ひたぎに言われた時と同じように。 その答えは変わらないと。 「……御坂さんを目の前にしても、そう言うのね上条くん」 「ああ、御坂にはすまねぇとは思うけどよ、それでも俺はそうする。 アイツだって、きっと復讐を望んではいねぇ筈だ」 「……やっぱり、厳しい人ね上条くんは」 ダメ押しのように問うひたぎの言葉にも、そう答える。 いくら聞かれようとも、その意思を曲げるつもりなど無いと。 ひたぎが理解した上条当麻という性質そのままに。 「…………一つだけ聞くが、お前は御坂美琴の事を大事だと思っているのだな?」 「……当たり前だろそんな事」 「そうか、なら私から言う事は一つだけだ、彼女の事を忘れないでやってくれ」 「……? 当たり前じゃねぇかそんな事」 「ああ、そうか……そうなのだろうな」 そう、当然なのだ。 上条当麻にとっては当然すぎる事。 C.C.が弱さ故に問うた事など、彼は疑いもしなかった。 「…………」 「何だよ」 「……何でもない」 無言で何かを考えているアーチャーに当麻は問いかけるが、答えは無い。 少なくとも、アーチャーに答える気は無いのだろう。 「それで、彼女を、御坂美琴はどうしたい? どこか、他者に荒らされない様な場所にでも埋葬しようと思っていたのだが」 上条当麻に聞くべき事は既に聞いた。 概ね思った通りであった事に僅かに苛立ちを覚えるが、今は口に出す時ではない。 それよりも、実務的な話に移っていくべきだろう。 そう考えてアーチャーは話を進めた。 誰とも判らぬ相手よりも、親しんだ相手に送られた方がよいだろうという常識的な問いかけ。 いや、その筈だった。 「埋葬? そんな事出来るわけないだろ」 「……何?」 その問いかけは、アーチャーの思いも寄らぬ言葉で返される事になる。 「葬らないというのか? それとも宗教上か何かの理由で火葬か水葬でも希望するのか?」 「いや、そういう変な理由は聞いた事はないんだが……」 何か、変な事を聞かれた、とばかりに戸惑った返事を返す当麻。 ボリボリと少し頭を掻いて一拍置いて、 「そうじゃねぇだろ」 告げた。 「ああ、もちろん野ざらしなんて論外だ。 キチンと葬式をやって墓に埋めてやらないといけないだろうよ。 ……でもよ、それは帰った後の話だろ。 コイツが眠るべき場所は、間違ってもこんな所じゃねぇ!」 理解出来ない言葉を。 その場の誰も考えて居なかった事を言ってのけた。 「……一応聞いておいてあげる、遂に脳みそどころか蟹味噌すら空になった?」 「いや、もうどこに突っ込めばいいんだよ」 「八丁味噌にも判るようにいうなら正気なの?」 「正気に決まってんだろ!」 「……冗談、では無いというのか」 「ああ、というかお前らこそ正気かよ!?」 少しの沈黙の後に続けざまに放たれる問いに、叫ぶ。 全身から力を発散するように、叫ぶ。 「コイツが、後輩や妹達に慕われていたコイツが、こんな島で人知れず埋められていいはずがねぇだろ! ちゃんと帰るべき場所に返してやって、そこで眠るのが筋ってもんだろ、違うかよ!?」 ああ、それは確かに当然の事ではある。 野ざらしの墓標に無縁仏のように葬られるのではなく。 帰るべき場所、眠るべき場所が、御坂美琴にはあるのだから。 「ああ、そうだ、 確かに俺のヒロインはコイツじゃ、御坂じゃなかったかもしれない。 けどよ、だからって、それは俺がコイツの事を思っちゃいけない事にはならねぇだろうが! 俺は御坂の復讐なんてしない。 俺は御坂を居るべき場所に、ちゃんと連れて帰る。 この島の殺し合いなんて仕組みをブチ壊して、インデックスを助け出して、帰る。 それが、復讐なんかよりも遥かに大事な事だろ!」 けれど、それは 「インデックスっという少女を救いたい、というのはどうするのだ。 お前はその手に他の女を抱きながら、最も大事な相手に会いに行くというのか?」 「俺の手は二本あるんだぜ。 この島の幻想をブチ壊してインデックスを救う右手の他に、もう一本。 正真正銘何の力も無い左手でも、それでも、美琴を。 掴めなかった右手の代わりに、抱いて行く事くらいは出来る筈だ」 とても正気の沙汰とは思えない。 主人公と、正義と呼ぶに相応しいその言葉は。 だからこそ、言うものの正気を疑わせる。 それでも、やはりその瞳に宿る力に揺らぐ気配は無い。 「そうか、よくわかった」 「ああ、そうだろ。 っても流石に持って移動する事は出来ないから、シーツでも掛けておいて……」 「貴様はここで倒れろ、上条当麻」 だから、 ――神速の踏み込みで近づく。 アーチャーは、 ――両の手を構えて、短く唱える。 当麻に向けて、 ――構成は一瞬を待たずに完成する。 その手に生み出した剣を向けた。 ――上条当麻の首目掛けて振り下ろした。 時系列順で読む Back 黄昏の破壊者 Next 神浄の恋せぬ幻想郷(後編) 投下順で読む Back 黄昏の破壊者 Next 神浄の恋せぬ幻想郷(後編) 137 絶望の城 アーチャー 150 神浄の恋せぬ幻想郷(後編) 135 ワールドイズマイン C.C. 150 神浄の恋せぬ幻想郷(後編) 135 ワールドイズマイン 戦場ヶ原ひたぎ 150 神浄の恋せぬ幻想郷(後編) 135 ワールドイズマイン 上条当麻 150 神浄の恋せぬ幻想郷(後編)
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はじめに このページでは、『ネット対戦をする前にすべき事』の流れを説明しています。 ソフトの付属のドキュメントや、機器の説明書と合わせてお読みください。 このページを読み、自分でも調べた上でも解決しないことは、IRCや掲示板を利用して質問してみましょう。 目次 ネット対戦までの大きな流れ0. ゲームバージョン 1. ゲームソフトの用意 2. ポートの開放 3.ネットセッティング 4.対戦 5.対戦相手を見つける ネット対戦までの大きな流れ 0. ゲームバージョン 体験版・製品版含み、爆東方にはいくつかのバージョンが存在します。 基本的に異なるバージョン間では対戦が出来ないようになっているため、 あらかじめ、対戦相手と同じバージョンである事を確認してください。(修正パッチ含む) また、バージョンに依存しない表記のため、以下のフォルダ名をさして爆東方フォルダと呼ぶことにします 『爆東方幻想郷』 又は『爆東方幻想郷 体験版 春』 又は『爆東方幻想郷 体験版 夏』 1. ゲームソフトの用意 CDやネットから、爆東方フォルダを探し出し、そのままハードディスクの任意の場所にコピーしてください。 インストール不要で、そのままゲームを楽しむことができます。 アンインストールは、爆東方フォルダをそのままゴミ箱へ捨ててください。 2. ポートの開放 ※ 対戦の際ホストは常に一人です。他の人がホストになる場合この設定は必要ありません。 ポートの設定 ポート番号 10800~10900 からゲームで使う番号を指定(範囲は代表例) プロトコル TCP , UDP 両方 この設定をネットワークの経路上全てでポート開放されている必要があります。 主な3箇所の設定方法 プロバイダ プロバイダがポート開放を制限している可能性があります。個人で設定をいじることはできません。 気になる方は、自分の加入しているプロバイダを確認してください。 ルータ ルータを経由して、インターネットに接続している場合、ポート開放の設定が必要です。 ルータへアクセスして、指定のポートの開放を行ってください。(TCP UDP両方!!) 参考ページ http //dqn.k2.xrea.com/root.html パソコン本体のファイアーウォール セキュリティソフトのひとつ。Windowsデフォルトのもの以外にも色々ある。 ファイアーウォールが入っていなかったり、設定がOFFならばポート開放の必要はありません(ただしセキュリティ上好ましい状況ではありません) Windowsデフォルトのものの場合、[例外]タブで[プログラムの追加]を押して、爆東方フォルダのDS.exeを直接指定してしまうのが一番楽です。 それ以外の場合、ポート番号とプロトコルを設定して開放を行います。(TCP UDP両方!!) ポート開放の確認する ポート開放の確認する 正しくポートが開放されたかを確認する方法があります。 そのポートを使用するソフトを立ち上げている状態で、以下のサイトで確認を行ってください http //www.akakagemaru.info/port/tcpport.php 爆東方幻想郷なら、NetworkSetting.exeで自分がサーバになるための正しい設定を行ってから DS.exeを起動して、ネットワークモード(Network Mode)にした状態でサイトを利用して下さい。 受け入れ可能な状態ならば チェックの結果 (IP) の 10800 番ポートに接続結果: 10800 番ポートは開放されています。 という風に、結果が表示されるはずです。ポート番号は指定した番号が表示されます。 この方法によって、誰かにテスト接続をお願いせずに確認できます。 もしうまくいかない場合、ホストになれない可能性が高いです。もう一度設定を見直しましょう。 3.ネットセッティング ネット対戦をする前に設定を行う必要があります。 ネット設定を行うには、爆東方フォルダ内の『NetworkSetting.exe』を起動します。 ※ 『NetworkSetting.exe』を開く前に『DS.exe』は必ず終了するようにしましょう。 自分がサーバ(ホスト)になる場合 ニックネームを6文字以内で入力する 『自分がサーバになる』チェックボックスをチェックしてください。 自分の(グローバル)IPアドレスと前項で解放したポート番号を入力します。 (必須ではありません)『貼り付け用にクリップボードに出力する』ボタンを押し、IRCなどへ出力結果を貼り付けて対戦相手に情報を伝えます。 入力内容を確認したら、『OK』ボタンを押して終了します。 自分がクライアントになる場合 ニックネームを6文字以内で入力する 『自分がサーバになる』のチェックを外します。(忘れがちです!!) サーバの人から教えてもらったIPアドレスとポート番号を入力します。 入力内容を確認したら、『OK』ボタンを押して終了します。 ※ 入力の際『クリップボードから読み込む』ボタンを使う方がミスを減らせます。利用法は爆東方フォルダのマニュアル参照。 ※ 空白(スペース)などが含まれるとうまく作動しません。 4.対戦 対戦する場合、ホスト(サーバ)側が先に待受け状態にしてから、クライアント側が接続するとスムーズにいきます(順番が違う場合、正しく接続されない事があります) ホスト(サーバ)に設定した状態でネットワークモード(Network Mode)にすると、クライアントの接続待ち受け状態になります。 クライアントに設定した状態でネットワークモードにすると、「サーバに接続中です」と出てサーバを探しを試みます。 うまく接続先が見つかれば(設定が正常ならば)、画面に全員のニックネームが表示されます。 サーバが見つからないときは? 主な原因 サーバのIP、ポート番号が正しいか? ポート開放は正しく出来ているか? クライアントの入力した、サーバ情報が正しいか? (ボタンの利用推奨) 接続先が既に対戦中 or ネットワークモードにした時間のずれ 何度か接続をやり直す・DS.exeを再起動してみると解決する事も多いです。 5.対戦相手を見つける 知っている人同士でやる場合は、メッセンジャーやIRC等で チャットしながらIPとPortの情報を交換しつつ接続タイミングを計るのが便利です 知らない人とやる為には、対戦のために開かれている情報交換の場を利用しましょう 本wikiではIRCを使った交流をお薦めしています。 IRC説明 参照 IRC情報 チャンネル名 : #baku_th その他にも掲示板やwikiなどで、対戦を待ち受けしている場所もありますし、 ニコニコ生放送や動画の配信での公開対戦・公開募集しているケースもあります。 いろいろ探してみましょう。 その他トラブルはコチラ 名前 コメント
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幻想郷のクランマスターでどうしようもない変態のぱちゅいさんの迷言です ぱちゅい「脱糞はスカトロとはちげーよ!」 ぱちゅい「俺の笑いのツボはHOTランダムなんだよ」 ぱちゅい「俺妹には純粋な心ですので」 ぱちゅい「妹貰ったらとりあえず「お兄様」と呼ばせる調教からしないとな」 ぱちゅい「まずは僕をお兄様って言ってごらん~♪」 ぱちゅい「いい感じにいいお兄様だな」
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幻想郷のゆっく輪廻 10KB ※DelPASSは"yukkuri"です。問題があったら削除してください ※じゃりあきさんの作品「ゆっきゅん物語」に触発されて書きました ※東方原作キャラが登場します ※設定捏造しまくり 幻想郷に突如現れたゆっくり。幻想郷の新顔。 今、私はその存在に大してある疑問を持っている。 限界のある人の身では確認する術がなかった。だが今、幾つかの幸運に恵まれ、その疑問 を解消する機会を得た。 幸運のひとつ。 それは、射命丸文という存在がいたこと。 この幻想郷であっても、人間が妖怪と縁を持つことは難しい。本来人間と妖怪は対立する もの。博麗の巫女や魔法使いの森のなんでも屋のような人間は特例中の特例であり、私の ように低級な術者では妖怪と仲良くするなど恐ろしくてできたものではない。 ところが、新聞を配るこの天狗は強力な妖怪であるにもかかわらず、比較的人間でも話し かけやすいと言う希有な存在だ。 もう一つの幸運。 それはなんと言っても、こうして偶然新聞を配る射命丸文と出逢い、話をする機会を得ら れたことだ。 そして、私は彼女に尋ねる。 ゆっくりについての疑問と、それに対する私の仮説が正しいのか、確認するために。 幻想郷のゆっく輪廻 ゆっくりについての疑問。それは、あるゆっくりの発見から始まった。 ゆっくり。 最近になって幻想郷に現れた、饅頭の生首。妖精とも妖怪とも言われているが、判然とし ない。 山や森で薬草や山菜の採取を生業としている私はよく目にする。 最近は数が増え、人里にも姿を現し、畑や人家を荒らすようになってきたらしい。 ゆっくりは私の採取とかち合うことが多く、何度も潰してきた。それなのに一向に数は減 らない。被害を受けた人里でも、何度も駆除を試みたと聞く。私も何度か手伝った。だが、 一時的に減ってもすぐに戻り、それどころかどんどん数を増している。最近、強力な妖怪 に縁を持つ者が根絶を依頼しようとしているという噂も聞くようになった。それも一度や 二度ではない。近いうちに実現するのではないだろうか。 そんなある日のこと。 いつもの採取のために山道を歩いていると、あるゆっくり達を見つけた。 普段、ゆっくりを見つけた場合は仕事の害になるから排除するか、あるいはどうせすぐに 増えるのだから無駄と放置するかの二択だ。迷うことはない。 だが、その日はしばし迷わされた。 「あっきゅん♪ あっきゅん♪」 初めてみるゆっくりだった。だが、その顔には見覚えがある。 おかっぱの黒か髪に花の髪飾り。新聞で見たことがある。九代目阿礼の乙女、稗田阿求の 顔と、そのゆっくりはとてもよく似ていた。さしずめゆっくりあきゅうと言ったところか。 ゆっくりあきゅうは大きさからして子ゆっくりのようだった。おそらくは姉妹であろうゆ っくりれいむ、ゆっくりまりさと共に楽しそうに跳ねている。 私はその三匹のゆっくりをしばらく観察することにした。 仕事上、ゆっくりの生態を把握する必要がある。極端に私の採取対象を荒らすものなら、 根絶は無理でも優先的に潰すことを考えなくてはならない。 「ゆっ、ゆっ~♪」 ゆっくりは背後の私に気づかずのんきに跳ねている。 この無警戒っぷりは観察が楽で助ける。 人里を離れ、山や森に入るのを生業にしている私だ。妖精や低級な妖怪に見つからない隠 形術ぐらいは身につけている。ゆっくり相手なら見つかることは絶対にないと断言できる。 「ゆぐっ!? いぢゃいよおおおおっ!」」 と、突然ゆっくりまりさが悲鳴を上げる。 見れば、跳ねたときに尖った石に引っかけたようだ。しかも不用心に跳ねたものだからそ の身体は大きく裂け、餡子がはみ出している。人間で言えば出血多量を警戒しなくてはな らない重傷だ。 まったく、こんな無警戒で脆弱なナマモノがのさばってるのは非常に納得いかない。それ を補うほどに繁殖力に優れている、という話だが。 「ぺーろぺろしてあげるね!!」 ゆっくりあきゅうは素早くまりさに近づき、はみ出る餡子を舐め始めた。 「いたいのいたのとんでいってね!」 「ゆぅぅ」 目に涙を溜めながらも、あきゅうは献身的に舐め続けた。 れいむは心配そうにしているが、あきゅうを信頼しているのか、不安はないようだ。 ふむ、おとなしいゆっくりなら特別注意する必要はないかもしれない。 このゆっくりも普通のものと同様、出会ったときに潰すか無視するか、その日の気分で決 めればいい。 雲行きがおかしくなってきたのは、そんなことを考えていたときだった。 「ゆあっ……? ああっ……! ああ、あ、あっきゅ……!」 「ゆああ……やべで……いぢゃい……!」 あきゅうの声が艶を帯び始め、目は熱に浮かされたかのように虚ろになる。その舌はまる でそれだけがひとつの生き物のように動きを激しくしていく。その激しさは餡子を舐め取 るどころか傷口をえぐり広げていくほどだ。まりさは出餡が多く動けないのか、痛みに震 えうめくだけだ。 あきゅうの舌の動きはいよいよ激しさを増し、今や傷の治療どころかまりさの体内から餡 子を吸い出すまでになっていった。 「おねえちゃんのばかあっ! まりさしんじゃうよぉ!」 ようやく異常に気づいたれいむの呼びかけに、あきゅうの目が正気の色を取り戻す。 その声に私もはっとなった。見入っていた。まりさを治療する……いや、貪り喰うあきゅ うの表情とその声は、まるで妖艶な遊女のような色気を持っていたのだ。 あきゅうは今さら自分がしたことに気がついたのが、 「ゆげぇぇぇぇ!」 はき始めた。当然だ。ゆっくりから流れ出る餡子は人間に例えれば血肉と同じ。ときにゆ っくりは生き残るために同族を喰らうこともある、それでも普段は禁忌とされていること と聞く。吐くのも無理はない。 まったく、このゆっくりあきゅうはどういうゆっくりなのだろう。おとなしいゆっくりだ と思ったが、違うのだろうか。 思考がまとまらない。 コトリ 唐突に、そんな音がした。 音の源に目を向ける。そこにはゆっくりあきゅうの吐いた餡があり、その中にトンカチの ようなものがあった。 ゆっくりは食べたものならなんでも餡子に変えることができるという。口に押し込み食べ させさえすれば、およそあらゆる有機物を餡子に変えてしまえるらしい。 では、逆はどうだろう。例えば、ゆっくりれいむのリボン。例えば、ゆっくりまりさのお ぼうし。例えば、ゆっくりありすのカチューシャ。 ゆっくりは、餡子から様々なものを作り出せるのではないのだろうか。 今、目の前でそれが行われたのではないだろうか。 ゆっくりあきゅうの吐き出したものは、小さな玄翁だった。 それを目にしてゆっくりあきゅうは一変した。 玄翁を口にくわえるやいなや、ゆっくりらしからぬ素早さで傷ついたまりさとそれを心配 するれいむへと襲いかかった。 「ゆ……ゆぎっ! ゆぎゃ……!」 「お、おねえちゃん!? なにをす……ゆべぇっ!!」 「あっ……きゅん! きゅん!」 一方的だった。小型の玄翁はトンカチ程度の固さと重さを持つらしく、饅頭であるゆっく りを容易に破壊した。 巧みに玄奥を操り、傷ついたまりさはもちろんれいむにも抵抗することを許さず叩きのめ していった。 「きゅん♪ きゅん♪」 その声はまたも艶に満ちたものに変わっていた。明らかにこの残虐な行為を楽しみ、その 上性的な興奮を得ている。 「あっ……きゅん!」 そして、れいむとまりさは原形をとどめないほどに叩き潰された。破壊の終わりに最高の 快楽を得たのか、あきゅうは感極まったようにひときわ高い声を上げた。 その瞳は閉じ、睫は快楽の涙に濡れている。満足げに微笑む口の端からははしたなく涎が 漏れ出し、頬はしっとりと紅潮していた。 その様は、まるで絶頂に達した遊女のよう。 元が純粋可憐な阿礼の乙女の顔をしているだけに、その違和感はいっそ背徳的ですらあっ た。 あきゅうはしばしその快楽の余韻に浸っていたが、やがて自分の潰したゆっくりの残骸を がつがつと食べ始めた。先ほどの禁忌への嫌悪など欠片もない。 「きゅん♪ きゅん♪」 むしろ、愉しんですらいた。 やがてすべてを食べ尽くすと、まるでなにごともなかったかのように跳ねて立ち去った。 いや、立ち去ったのではない。きっと次の獲物を探しに行ったのだ。 あきゅうが視界から消えると、私はようやく我に返った。 わけがわからない。 なんなんだ、あのゆっくりは。 ゆっくりがゆっくりを食べるのは必ずしも珍しくはない。先程述べたように生き残るため に同族を食べることもあるし、れみりゃやふらんといった捕食種もいる。 だが、あのあきゅうはそのどれとも違った。 餡の繋がった姉妹であるゆっくりを、ただ楽しみのためだけに玄翁で潰し、喰ったのだ。 なんとおぞましいゆっくりがいたものか。 こんなこと、できれば二度とみたくない。そう、思った。 しかし、私の願いはこれ以上ないと言うほどに裏切られた。 「ゆぎゃああああ! やべでぇぇぇぇぇ!」 あれから、ゆっくりあきゅうに襲われるゆっくりを見ることが日常的になった。突如現れ たゆっくりたちは、同じように突然現れたゆっくりあきゅうに狩られるようになったのだ。 山の中でも森の中でもよくゆっくりの悲鳴が響き、見に行けば大抵あきゅうが「あっ…… きゅん!」と嬌声をあげながらゆっくりを喰っていた。 「ざぐやぁぁぁ、ざぐやぁぁぁ! だずげでぇぇぇぇ!」 先日は片足をちぎられた胴付きれみりゃがはいずって来て、私に助けを求めてきた。 だが、私の元に辿り着くまえに無数のゆっくりあきゅうに群がられ、玄翁で照って敵に叩 きつぶされた。 あきゅうは捕食種のゆっくりすら捕食するらしい。 「ゆぎゃあああああああっ!」 谷底から響く大音声の叫びに下を覗けば、巨大なドスまりさが暴れ回っていた。 ドスには無数のゆっくりがまとわりついていた。ドスは壁に身体をぶつかたりドススパー クを放ったり、何匹もゆっくりを潰していく。だが、ドスにしがみつくゆっくりの数は減 らない。むしろ増えている。潰すより集まってくるゆっくりの方が圧倒的に多いのだ。 ドスは見る見る身体を削られ、やがて動かなくなった。 遠目で確認は困難だったが、わざわざ確かめるまでもない。 ドスを倒した無数のゆっくりは棒のようなものをくわえている。それは玄翁に違いなくて、 あのゆっくりはあきゅう以外に考えようがない。 そして、誰もが根絶するのは困難だと考えていたゆっくりは、幻想郷から姿を消した。 もう陽が落ちてだいぶ経つ。 ロウソクの明かりを頼りに、私はあらためて、仮説を書にまとめていた。 初めはふとした疑問からだった。 あまりにも印象的だったゆっくりあきゅう。そのモデルである阿礼の乙女は、知識を保ち、 何度も転生し続けているという。 それなら、そのゆっくりも何度も転生しているのではないだろうか。最近になって急に発 生したと思われていたゆっくりは、実は過去にも発生したことがあるのかもしれない。 それはなかなか面白い仮説に思えた。 我ながら物好きなことだが、そのためにわざわざ手続きを踏んで申し込み、幻想郷縁起を 閲覧させてもらった。ところが残念なことにゆっくりについての記述はなかった。 阿礼の乙女、稗田阿求に話を聞く機会もあった。だが、ゆっくりはまだわからないことが 多く、幻想郷縁起への記載は検討中とのことだった。 と言うことは、過去に発生したという私の仮説はやはりただの空想に過ぎなかったのだ。 しかし、どこかひっかかりを覚えた。 そして、今日。射命丸文に出会うことができた。人間よりずっと長く生きている妖怪。し かも彼女は新聞屋であり、あれほど目立つ存在が過去いたのなら覚えているはず。 彼女は言った。 「ゆっくりみたいなのは、知る限り過去2回ほどは発生していますね。だいたい百年程度 の間隔で」 何でもないことのように彼女は言った。 私の仮説は証明されたのだ! そして、その興奮は私の妄想を加速させ、仮説をより荒唐無稽なものへと押し進めた。 ゆっくりは発生するたびに、阿礼の乙女のゆっくりが全滅させているのではないだろうか。 まず、あきゅうの発生したタイミングが良すぎる。 ゆっくりは人里に影響を及ぼすほどに数を増やした。人里ではゆっくり根絶のために強力 な妖怪への依頼を検討していた。 そこに、あきゅうの発生。 まるでゆっくりが最高に数を増やすまで待っていたようであり、他のものに滅ぼされるま えに自分が滅ぼしてやると言わんばかりではないか。 あのゆっくりを潰しながら快楽に染まった顔を思い浮かべると、そうとしか思えない。 そして私はある恐ろしい結論に辿り着こうとしている。 阿礼の乙女は、ゆっくりを殺戮するために、ゆっくりが再び発生するタイミングを狙って 転生しているのではないか、と。 そこまで書に記したところで、私は吹き出してしまった。 バカバカしい。それに阿礼の乙女に大して不遜この上ない。まったく、私もどうかしてい る。 そのときだった。 誰かが、私の家に訊ねてきた。 こんな夜遅くに珍しい。いったい誰だろう。 戸を開けると、初めに目に入ったのは。 餡子にまみれて汚れた玄翁だった。 揺れるおかっぱの黒髪を見た。振りかぶる、小柄な少女を見た。端正な乙女の顔の、酷薄 な瞳を見た。 そして、その玄翁が私の顔に迫って―― 了 by触発あき 元ネタ絵 byじゃりあき 触発あきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る あっきゅんかわゆいーー! -- 2016-09-21 08 15 06 あっきゅんが自分の本性を知られたくなかったからじゃないの? -- 2014-07-26 14 55 03 ゆっくりぱちゅりーがこのSSみたら餡子はいて死ぬなWW -- 2013-04-01 03 58 16 この仮説とかが書かれてなかったのは実は先代からもこの仮説に行き着き知ってはならないことを知ってしまい毎回ころされるのくり返しとかだったりしてw -- 2012-08-06 02 48 14 最後酷かった。 -- 2011-12-20 20 49 44 ↓↓↓↓死なないけど食われたら消えるんじゃね? -- 2011-11-26 07 12 42 なんで最後「私」は殺されたの? あっきゅん的に気づいちゃ困ることに気付いちゃったから? -- 2011-02-27 17 00 08 程度低い?そう感じるのはあなただけかもね -- 2011-01-12 08 14 30 >•人様に逆らわせさせるな。程度低い。 ↓小柄な少女ってあるからモノホンなんじゃないか?理由は不明だが -- 2010-10-11 10 50 46 不死種とかいないのか?てるもことか。 -- 2010-08-18 23 01 09 人様に逆らわせさせるな。程度低い。 -- 2010-08-02 03 18 00 こええええ -- 2010-07-28 22 37 37
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不思議の幻想郷・外伝 さなえの超特急wikiへようこそ 概要 「不思議の幻想郷」および「不思議の幻想郷・外伝 さなえの超特急」は-AQUA STYLE-が製作・販売している、東方Projectの二次創作ゲームです。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (どの画像使う?) タイトル 不思議の幻想郷・外伝 さなえの超特急 ジャンル ローグライク 製作 AQUA STYLE 発売日 例大祭7 2010年3月14日 推奨動作環境 ・OS Windows XP/Vista/7・CPU Pentium以降 1Ghz以上・メモリ 1GB以上・VRAM 128MB以上推奨 ・空きHDD 空き2GB以上推奨・DirectX 9.0c以上 ・DirectSoundが正常に動作する環境 ・.NET Framework 2.0以上 最新Ver 現在パッチ無し 現行スレ 【AQUA】 不思議の幻想郷 16階 【STYLE】 http //schiphol.2ch.net/test/read.cgi/gameama/1267981685/l50 過去スレ +1~10階 【AQUA】 不思議の幻想郷 1階 【STYLE】 http //schiphol.2ch.net/test/read.cgi/gameama/1262194478/l50 【AQUA】 不思議の幻想郷 2階 【STYLE】 http //schiphol.2ch.net/test/read.cgi/gameama/1262614266/l50 【AQUA】 不思議の幻想郷 3階 【STYLE】 http //schiphol.2ch.net/test/read.cgi/gameama/1262962281/l50 【AQUA】 不思議の幻想郷 4階 【STYLE】 http //schiphol.2ch.net/test/read.cgi/gameama/1263219642/l50 【AQUA】 不思議の幻想郷 5階 【STYLE】 http //schiphol.2ch.net/test/read.cgi/gameama/1263452970/l50 【AQUA】 不思議の幻想郷 4階 【STYLE】(※6階として再利用) http //schiphol.2ch.net/test/read.cgi/gameama/1263452889/l50 【AQUA】 不思議の幻想郷 7階 【STYLE】 http //schiphol.2ch.net/test/read.cgi/gameama/1264096826/l50 【AQUA】 不思議の幻想郷 8階 【STYLE】 http //schiphol.2ch.net/test/read.cgi/gameama/1264431004/l50 【AQUA】 不思議の幻想郷 9階 【STYLE】 http //schiphol.2ch.net/test/read.cgi/gameama/1264823578/l50 【AQUA】 不思議の幻想郷 10階 【STYLE】 http //schiphol.2ch.net/test/read.cgi/gameama/1265132201/l50 【AQUA】 不思議の幻想郷 11階 【STYLE】 http //schiphol.2ch.net/test/read.cgi/gameama/1265504041/l50 【AQUA】 不思議の幻想郷 12階 【STYLE】 http //schiphol.2ch.net/test/read.cgi/gameama/1265740080/150 【AQUA】 不思議の幻想郷 12階 【STYLE】(13階) http //schiphol.2ch.net/test/read.cgi/gameama/1265977618/150 【AQUA】 不思議の幻想郷 14階 【STYLE】 http //schiphol.2ch.net/test/read.cgi/gameama/1266413592/150 【AQUA】 不思議の幻想郷 15階 【STYLE】 http //schiphol.2ch.net/test/read.cgi/gameama/1267007716/l50 コメント 新着情報や質問など。記事を選択してから投稿することで、レスをつけることができます。 形だけ作ってみました。 - 管理人 2010-03-15 18 47 06 とりあえず23階までらしいです。ボスなし。本当にタイムアタックゲーだった・・・ - 名無しさん 2010-03-15 21 32 19 動画見てきたけど新登場のアイテム&モンスターって書いていいのかな?実際買った人に任せるのが一番か - 名無しさん 2010-03-16 13 12 42 名前
https://w.atwiki.jp/hznmatome/pages/91.html
63. sm3786340 2008年06月27日 23 18 投稿 【東方】貴方が幻想郷入り☆ by紫 投稿者コメント: 貴方が幻想郷入り☆紫編 最後まで行くと、元動画に戻ります。(シークでも可) ※元動画からジャンプしてきた時だけに限ります。 タグロック:ゲーム(カテゴリ) 紫:誰か、私のスキマに 迷い込んできたようね 紫:これは可愛らしい人間だこと 紫:ん?どうかしたの? 緊張してる? 紫:ふふ、安心なさいな 貴方を獲って食ったりしないわよ 紫:こ~んな可愛い娘さんが、 怯えてる人に、危害を加えるわけ ないじゃない☆ 紫: え?娘っていう年じゃないだろ? 紫:ひどいなー 紫:確かに、かなりの年数を 生きているけど 紫:まだまだ可愛いでしょ☆ 紫:ほら、 真近で見ても綺麗な肌でしょ~ 紫:それでもまだ言うんだったら 紫:本気で潰すわよ☆ 紫:なんてね、潰すとかウソウソ 紫: そんなに本気で怖がんなくても いいじゃな~い 紫:怖がりん坊の弱虫さんね 紫:それとも、甘えん坊さんかな~ (クスクスクス) 紫:甘えん坊さんは、 何を望むのかしら? 紫:ナデナデしてもらいたいの? 紫:本当に甘えん坊さんなのね 紫: ほら、私の膝の上に頭を置いて 紫:ここがいいのかな? (ナデ、ナデ、ナデ) 紫:それともここかな~☆ (こちょこちょこちょ) 紫:フフフフッ、ごめんね 紫:からかって欲しそうな顔を してたもんでね 紫:もっと、構って欲しいの? 紫:私が貴方のことを もっと気に入ったら、してあげるね 紫:私に「好き!」て言ってくれたら 気に入ってあげるわよ 紫:いって 紫:もっといって 紫:愛の篭った言葉、素敵よ~ 紫:いいわ、あなたのこと 好きになってあげる 紫:だから安心して、 私に身を委ねなさい 紫:もう、お別れの時のようね 紫:また、会えたらいいね 紫:またね~ ← →